こんにちは!
不動産サイトでマンションの間取りを見ながら酒を飲む、30代独身女性にしゃくです。
引っ越しってやること多いし、新しい住環境が快適か不安だし、梱包&開封作業で疲れるし、ぶっちゃけすっごくめんどくさい。
でも、よいお部屋に引っ越せたあかつきには、年単位での安心&快適なプライベート時間が待っている!
さあ、素晴らしき未来のためにも重たい腰をモコッとあげて、レッツ「良い物件探し」!
いい部屋を探すコツ…の前の大前提

ブルジョワジーはいくらでも高くて素敵なお部屋を借りればいいですが、平民はそうもいきません。
限られた予算の中でなるべく希望に合うお部屋を見つけるためには、ちょっとした工夫や条件の取捨選択が大切なのです。
そこで!平民の我々が真っ先にやるべきことはお部屋に求める希望条件をはっきりさせること!
…ではありません。
そうではないのです。
希望条件だけをただ並べると、予算内で済む物件がかなり少なくなります。もちろん、その中から選ぶというのも手ではありますが、徒歩12分までOKにしていたらもっといい物件があったのに、あなたが賃貸サイトで「徒歩10分」を条件にしたせいでその物件が顔を出せなくなる、みたいなことがままあるんですよね。
しかも、自分の条件をぎゅうぎゅうに詰め込んでも出てきた数少ない物件って、よほどラッキーじゃなければ大抵はどこかにその分のマイナスポイントがあるはずなんです。
私は1度、「5万台なのに希望条件揃ってて最高じゃん♬」と思って入居したマンションが、音漏れ最悪だったことがあります。毎晩22時を過ぎると隣人のルーティンワーク『「津軽海峡冬景色」を鑑賞する』が始まる、この気持ち、あなたにわかりますか?(‘;’)
お部屋選びで一番大事なのは「希望条件の書き出し❤」じゃなくて「絶対に許容しかねるポイントを挙げろ!」です。
「許せんポイント+予算」で部屋探し!

いいお部屋を探そうと思った時、真っ先にやることは「こうだったらいいな」ではなく「これだけは絶対ゆるせねえ」なポイントを認識しておくことです。
人によって「許せねえ」と感じるポイントは違うので、ぜひ一度考えてみてくださいね。
ちなみに私のおすすめ「許せねえポイント」はこちら↓
✅1階&両脇に飲食店があるマンションはNG
→虫が苦手な人はこれ大事。単純に飲食店が入ると虫が出やすいし、そのお店で対虫用の薬剤をまかれると虫が周辺に逃げるんですよ。その被害も絶対に被りたくないので両脇もNGです。ちなみに虫ダメな人は川のそばとか1階もNGです。
✅オートロックか画面付きのインターホンがないと無理
→女性にはほぼ必須では。オートロックが理想だけど、せめて相手の顔を確認できるモニター付きのインターホンじゃないと危ない。
✅バストイレは絶対に別じゃないと無理
→人によると思うけど、バストイレ一体だと本当に落ち着かないし、入浴後しばらくはトイレに行きたいだけなのに湿度Maxなのがつらい。
✅徒歩10~15分以内に駅とスーパーがないと無理
→車の運転が出来ない人は生活に関わる問題なので要チェック。雨や雪が降ると自転車も使えないから、個人的には大事なポイント。
…とまあ、こんな感じで許せんポイントを絞ったら、「許せんポイント+家賃の上限」だけは死守して、それ以外はある程度融通をきかせながら物件探しを楽しみましょう。
コツは、希望条件全部載せだけで検索するんじゃなくて、部屋の広さや機能など、条件に幅を持たせながら探してみること!
内見時は「許せんポイント」をよ~く見る!

ところで、良い物件をネット上で見つけたとしても、その物件が本当に空いているかはわかりません。
申し込み中の人がいてもサイトにはまだ「空室」として紹介されている場合もあるし、こんなこと言うのはなんですが空いてないクセにずっと「空室」って書いて呼び水にしてるっぽい不動産屋のサイトがたまにあるからです。
なので、私みたいに期待して落ち込むのが辛い人間は、物件を見つけた段階では喜びすぎない方がいいですね。
さて、内見する時はさっきの「絶対許せんポイント」をちゃんとクリアしているか、目で確かめましょう!
というのも、私は以前「オートロック」を条件にとあるマンションに住んだんですが、その物件、たしかに表玄関はオートロックなんですが、実は裏の扉はカギすらなくて誰でも侵入可能な物件だったんです…。じゃあオートロックじゃないじゃん…。
全体的に条件が良いのにそんなに家賃が高くないマンション(そして築年数が古い)なんかはこういうずさんさがあるので、前述したように条件を詰め込みすぎるのもリスクがあるし、譲れない条件はちゃんと内見でチェックするのも大事です。
私が物件を選ぶ時にチェックするポイント

さてさて、このブログも最後になりました。
私が一人暮らしを10年以上、引っ越しを4回してみて思った、「賃貸マンション選びの個人的なポイント」を簡単にご紹介します👍
✅ゴミ捨て場はなるべく敷地内にほしい
いやー、一人暮らしを始めたばかりの時は気にしてなかったのですが、今や絶対チェックしておきたいポイントです。可能な限り、マンションの敷地内にゴミ捨て場があるのが望ましい。地域のゴミ捨て場に出すとねえ、たまにすごい監視してくるおばあさんとかがいて緊張するんだよねえ。
もし敷地内にゴミ捨て場がない時は、地域のごみ収集場までどのくらい距離があるのか私は確認しておきます。あんまり遠いと出すのが苦痛で仕方ない。
✅低層階に住むのがおすすめ
マンションって、上の階に行くほど家賃が上がる傾向があるんです。でも、実は料金が変わるだけで間取りは変わらないんだよね。だから階数にこだわりがない人は、絶対に低層階に住んだ方がお得。
ちなみに私は以前のマンションが「高層階で家賃6万」だったんだけど、「低層階の7万」に引っ越したら、もうね、最高。もちろん家賃自体も1万違うんだけど、1万以上にいいお部屋に住めた気がしてる!だって、今のマンションは高層階に行くと8万円とかするんですよ?私、実質家賃8万の人と同じ間取りと設備を使えてるんです。7万で。すごくない?
安いマンションの高層階に住むなら、高いマンションの低層階に住んだ方がいい。
ただし女性はなるべく1階はさけてね。
✅「駅から徒歩15分強」は穴場
駅から徒歩10分以内にあるお部屋は「徒歩10分以内」がもう立派なウリの1つなので、貸す側がそんなに工夫しなくてもすぐに借り手が付きやすい特徴があります。
逆に、「徒歩15分以上」になると「駅から近い!」とは言えなくなるので、その分他の条件がちょっと良かったりする(つまり他の魅力を作ってくれる)んです。
駅や主要なスーパーとの距離は近いに越したことはありませんが、たとえば「駅からは遠いけどバス停ならある」とか、「駅まで少し歩くけど、その”駅”がかなり大きな駅だ」といった要素があればまた利便性は変わってきます。
私は「地下鉄徒歩10分」という条件を捨てて、「主要な駅まで徒歩17分、バス停なら近くにある」という物件に住みましたが、新しくてきれいな部屋に住めて大成功でした👍
お部屋探しはちょっと面倒だけど、未来の自分の快適ライフのためにも頑張ろうね☆